花だより (その2)

5月 新緑の季節となりました あちこちの木々が心を和ませてくれますね‥ ただ毎年のことながら、一気に暑さがやって来て‥

先日も少しふれていましたが、季節のお花 藤から牡丹や、そして稽古場の床の間にも藤と菖蒲の競演となってきましたが、
お弟子さんたちからも藤のたよりをいくつかいただきました。
そこで今回は日本舞踊の'藤'の演目について少しお話しさせていただきます。

まずは子ども様の演目 藤の花 私も2、3歳の頃、稽古をつけていただいていたようですが、
現在きてくれているこどもたちも懸命に藤の枝を手に稽古してくれていました。
庭に咲いている藤の花を愛で、風情を踊り最後に藤に因んだ 藤娘 を藤を見て思い出し憧れるという演目です。
とても可愛い曲なんですよ!

そして大和楽 藤 この曲も藤を幻想的に華やかに踊る見目で春乃流では日本画の女性のイメージで振りをつけています。

先ほども出てきましたが、日本舞踊、歌舞伎舞踊の中で特に有名な曲、藤娘はみなさんも日本人形や羽子板(最近あまり見かけなくなった‥)
で、見られた記憶もおありかと思います。
日本舞踊を習ったらこの曲は是非習いたい!と言われる方も多いと思います。
                                                                 人気曲、藤娘については次回のコラムでお伝えしたいと思いますので、乞うご期待!

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